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執筆者の写真shigeyuki sato

鍼ってどんな時に受けるの?

更新日:2024年2月4日

鍼(はり)とは?



鍼とお灸


鍼(はり)は、金属でできた髪の毛ほどの細い鍼を使用するのが主流で、


金属の種類としては、


金・銀・銅・鉄・ステンレス


があります。


その中でも


金・銀・銅・鉄


は滅菌処理して何度も使う鍼の種類で、


ステンレス


はディスポータブル(1回で使いきり)の鍼の種類で


現在では衛生面からほとんどこの鍼が使われています。



鍼を刺す時の多くは、鍼管という専用の管を使用して人体に刺入します。


この鍼管を使用することで、刺すときの痛みがほとんどありません!

※使用しない場合も多々あり


その、人体に最初に刺入する行為を『切皮(せっぴ)』といいます。


その後、鍼を目的の深さまで刺入します。


刺して直ちに抜く『短刺』


刺したまましばらくそのままにする『置鍼』


皮膚に触れるだけで刺さない『接触鍼・てい鍼』


置鍼した鍼に電気を通す『パルス鍼』


皮膚の表層に長時間貼り付けておく『皮内鍼・円皮鍼』


などがあり、目的の効果効能に合わせて手技を選択していきます。


鍼の主な効果


・経穴(ツボ)に刺激を与えてその効能を得る


・筋肉に刺激を与え、血流を増加させる


・痛みを誘導し、除痛を図る


など


その患者の病状や状態に合わせてどういった目的で行うかというのも変わってきます。


例えば同じ『肩こり』


という症状を持った患者がいたとして、


その人の「体格」「年齢」「性別」


などによって経穴に刺激を与えるのか、筋肉に刺激を与えるのか、除痛を目的とするのか


が変わっていきます。


ちなみに、当院では


肩こりの症状でも「手」とか「足」とかにも鍼を刺したりします。


それは、『本治』といって、その症状のその局所だけではなく、


根本を治療しないと良くならないという考え方があるので、


肩だけでなく、全身を見ていくことが多いのです。



どういった時に鍼治療を受ければいいのか?


これは、どんな症状でも受けることが可能です!


整形外科的な疾患である


「肩こり」「腰痛」はもちろん、


内科的な疾患でも鍼は受けることができます!

※西洋医学が発展している現代では病院を受診した方が早いと自分は感じます。

西洋が発展していない時代は鍼や灸、漢方で対処していた歴史があったということ。


なので、「肩こり」「腰痛」、「頭痛」や「胃もたれ」など、


鍼はどんな症状でも受けることができるのです!



注意することはあるの?


鍼を受ける上で注意しておきたいのは、


血液循環系・リンパ系の巡りが良くなるので


のぼせやすくなったり、


お酒の酔いがまわりやすくなったりするので


長時間の入浴や飲酒は控えた方が良いでしょう!


刺入部位に赤みや発心が出現し、痒みが出たりすることもあります。


一時的な反応ですので心配は入りませんが、そのような事がもし起こった場合は施術者に必ず伝えましょう!


特に金属アレルギーの方は必ず申し出てください!

お灸などで経穴に刺激を与えるなど、他の選択肢があるので安心してください!


少しでも興味があれば、


一度、鍼を受けてみては?


きっと好きになりますよ!


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マッサージはりきゅう院saccharon(サッカロン)

〒481-0041 愛知県北名古屋市九之坪東町4-5 TMビル 2F

代表 佐藤 重之(サトウ シゲユキ)

TEL:050-3142-9091




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